1970年ロンドン生まれ。
カラフルに彩った巨大なフォントを街中にある公共施設の外壁やショップのシャッターなどへ、ハンドペイントで落とし込む、「シャッターフォント」が代名詞。
タイポグラフィーを初めてストリートに落とし込んだ先駆者として独自のスタイルを確立し、ルイ・ヴィトンとコラボしたことでも知られる。
2010年には当時のイギリス首相であるデイヴィット・キャメロンから、アメリカのオバマ大統領に「Twenty First Century City」という作品が贈られた。
1973年生まれ。子供のころに読んだ“サブウェイ・アート”に強い影響を受け、絵を描くことを始める。
高校時代興味を持ったスケートシーンは現在の作品にも大いに生かされ、高校を卒業後にロンドンのデザインカレッジに入学。卒業後はフリーランスのイラストレーターデザイナーの仕事を始め、フリーランスの仕事の傍ら、自身の作品制作も始める。その後は次第に自身の作品制作の楽しさにはまり、グラフィティー・アーティストとして歩む決意をする。“グラフィティー・アーティスト”D*Faceの誕生である。そして2006年“自身の仲間や才能ある若手が作品発表を自由にできるように”という信念で、イースト・ロンドンのBrick Laneに自身が運営する、Stolen Space Galleryをオープン。現在まで有名無名を問わず、多くのアーティストの展示を行い世に送り出している。
ノルウェー出身のステンシルグラフィティーアーティスト。
ステンシルという技法をストリートに持ち込んだパイオニアであり、2005年にバンクシーが主宰する〈Pictures on Walls〉からデビューを果たし、ストリートアート界のスターダムへと駆けあがった。現在は、自身のギャラリー〈Hand Made Posters〉でマイペースなスタンスで制作に取り組んでいる。ヨーロッパ各地のストリートで新作を描き続け、ノルウェー政府からの依頼でハルデン刑務所内の壁や、首都オスロをはじめとする国内主要鉄道の駅の壁に作品を描くなど、大きく活動の場を広げたDOLKは、今やコンテンポラリーアートと呼ぶべき域に成長した。
自身のおどけたキャラクターHANAUTAH(はなうた)を相棒とした人間味ある俗世や、独自の世界観をビビッドな色使いによって絵画に落とし込み、妖怪や宗教的なモチーフを独特の和テーストのタッチで描き出す。
スウェーデンの人気バンド、リトル・ドラゴンのプロモーションビデオを手がけたことをきっかけに世界的に知られるようになり、近年ではブラジル、アメリカ、スコットランド、フランス、タイなど国外での個展も開催。
2018年には香取慎吾氏が発足させたプロジェクト”NAKAMA de ART”に参加。
メキシコ出身。ブルックリンを拠点に活動するアーティスト。
彼の代名詞となる「IT'S A LIVING」は単なるステートメントではなく人生の哲学も兼ね備え、特徴的なスクリプトスタイルは大規模な壁画から、有名ブランドのコマーシャルワーク、そしてストリートに貼られたシンプルなステッカーまですぐに見分けることができる。タイポグラフィーによるメッセージの曖昧さにより、見る人と作品の間に継続的な対話を生み出している。「タイポグラフィーの直接的なアプローチは、僕たちの日常生活に疑問を投げかけ、ポジティブなインパクトを与えることを主な目的とした探求の道だった。結局のところ、それは生活するということなんだ。」
写真家、クリエーティブディレクター。1983年千葉県出身。
2007年Academy of Art University, San Francisco, CA 写真科卒業。
在米中に現地にて数々の写真展を企画開催する。帰国後はThe Art complex Center of Tokyo、ラフォーレ原宿、BLUE NOTE TOKYO、Basement GINZAなどで写真展を開催。STUDIO VOICEの別冊として発行された『日本の100人の写真家』にも選ばれ、ニューヨークで開催されたNEW CITY ART FAIRのメインイメージを担当する。2014年には来場者1万3千人を記録したアートイベント#BCTION を主宰、同プロジェクトでは2018年春、渋谷に新しく誕生したMAGNET by SHIBUYA109の施設内の壁画をプロデュースした。
1980年イギリス・ブルストル⽣まれ。
寺院を模したモチーフの⾚と⻩⾊のストリートロゴ「TheTemple」と世界中の壁やwheelie bin(⼤型ゴミ箱)に⾒ることができる「Save the Youth」をスローガンとすることで知られるストリートアーティスト。タグの代わりに初めてロゴを使ったグラフィティーアーティストの一人であり、まったく新しいタギングの⽅法を発案したことにより、ストリートシーンに⼤きな影響を残している。
イギリスの国営放送(BBC)、インディペンデント紙を始め、国内外のさまざまなメディアで特集され、Banksyの映画「Exis Through The Gift Shop」(2010)にも登場している。
直線的に再構築する世界感を持つアーティスト。その独自のスタイルで、2008年にGIVENCHYのエンブレムデザイン、2011年にはNIKE AIR JORDAN CP3.IVのポスター、Tシャツなどビジュアル全般を手がけている。
また、2012年には、氏の描いたRGIIIのイラストが米ワシントンポスト特別号の一面を飾った。2014年には、ANARCHYメジャーデビューアルバム「NEW YANKEE」のジャケットイラストを手がけている。最近ではGUとのカプセルコレクション、”EYES LOVE TOKYO”が大きな話題を呼んだ。
これまでに、hpgrp Gallery Tokyoでの個展を始め、 パリ、バンコクでの個展や、ロンドン、NY、LA、台北などで数々の展示に参加、表現の場は国内外、ジャンルを問わず多岐に渡る。