［4月23日（水）～29日（火・祝）］一期の美一会の歓び茶の湯銘品展 ―特集薩摩焼陶正山― |西武池袋本店|西武・そごう

［4月23日（水）～29日（火・祝）］一期の美一会の歓び茶の湯銘品展 ―特集薩摩焼陶正山―

■会期：2025年4月23日（水）～29日（火・祝）
■会場：8階（南A9）＝美術画廊
※最終日4月29日（火・祝）は、当会場のみ午後4時にて閉場いたします。

全国各地の産地や作家たちによって制作された逸品を一堂にご紹介いたします。
本展では、特別企画として薩摩焼の名匠、橋本陶正山の作品を特集展示いたします。
雅やかな茶碗や水指、香合など、茶の湯の世界を彩る銘品の数々をお楽しみください。

特集薩摩焼橋本陶正山
陶正山窯は橋本正蔵（号正山）により昭和4年に鹿児島市に創立されました。
ご当代の三代陶正山は昭和17年生まれ、昭和42年東京芸大金工科を卒業。
白薩摩を主とし、“一にも二にも素地作り”をモットーに、白薩摩の生命である陶肌の温かみ、上品な地肌、美しい造形を極めるとともに、妙味ある錦手の絵付けと彩色の表現を目指しております。
茶道具を軸に、時代に即応した白薩摩の作陶に日々精進されています。

橋本陶正山「菊牡丹文水指」: サイズ：幅約17×高さ約15.7cm
価格：880,000円

瓢箪を逆さにした形で知られる「箪瓢」は、福がこぼれるという吉祥の意味があります。素朴でありながらも縁起の良さを感じさせる一品です。また、牡丹が象徴する春と菊が彩る秋、どの季節でもお使いいただける上品な意匠が施されています。表千家先代御家元而妙斎宗匠の箱書きをいただいています。

真葛香斎作「好旭日鶴絵茶碗」: サイズ：幅約12.6×高さ約7.6cm
価格：440,000円

1930年に青山御所御用の残り土を使って作られた貴重な茶碗です。
太陽を背景に波に鶴という力強い縁起の良い意匠になっています。
表千家12代御家元惺斎の箱書きをいただいています。

橋村萬象作「菊置上水指」: サイズ：幅約15.6×高さ約17.5cm
価格：880,000円

樹齢200年以上の銘木を使用し、美しい木目の直線が置上の菊の繊細さを際立たせています。
橋村家は平安遷都の時、奈良より皇室の供をして京都に移住した由緒ある禁裏御用職の家柄です。
裏千家先代御家元鵬雲斎玄室大宗匠の箱書きをいただいています。

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