［10月9日（水）～15日（火）］九谷焼赤絵細描福島武山作陶展 |西武池袋本店|西武・そごう

［10月9日（水）～15日（火）］九谷焼赤絵細描福島武山作陶展

■会期：2024年10月9日（水）～15日（火）
■会場：8階（南A9）＝美術画廊
※最終日10月15日（火）は、当会場のみ午後4時にて閉場いたします。

私がはじめて赤絵細描に出会ったころは、伝える人が数人でデザインは古いものでした。
家族の反対を押し切り赤絵の世界に入り、先人の偉大な作品を参考にあらゆるものに眼を向け、一心不乱に描き続けて参りました。
良い素地を作る轆轤師、備中吹屋の紅柄を主体にした赤絵具、筆も広島熊野の面相筆など、日本の伝統工芸にも支えてもらっています。
私は今年で80才を迎え、老いを感じることも度々ですが、私の所を巣立った10人余りの若い人とともに、これからも赤絵細描の濃淡と繊細な線で美しさを伝えていこうと努力しています。
福島武山

［福島武山略歴］: 1944年（昭和19年）　石川県金沢市生まれ
1981年（昭和56年）　日本伝統工芸展初入選
1987年（昭和62年）　日本工芸会正会員に認定
1999年（平成11年）　伝統的工芸品公募展にて第一席グランプリ・内閣総理大臣賞受賞
2004年（平成16年）　石川県指定無形文化財保持団体九谷焼技術保存会会員に推挙される
2008年（平成20年）　九谷焼伝統工芸士会会長就任
2015年（平成27年）　仏エルメス社時計文字盤制作、天皇皇后両陛下ご来県のみぎり、作品の天覧の栄に浴す
2016年（平成28年）　石川県文化功労賞受賞、第1回三井ゴールデン匠賞受賞
2021年（令和3年）　春の叙勲にて瑞宝単光章受章

まつり文大鉢: サイズ：径36×高さ9cm
価格：1,210,000円

北陸朝日放送が開局30周年記念番組として私の作品に白羽の矢が当たり制作した一品です。
お祝いの気持ちでまつり文を描きました。制作風景を1時間番組として全国放送されました。

ペルシャ文蓋物: サイズ：径22×高さ15.5cm
価格：1,210,000円

イスラム圏のイズニク模様をベースに制作した鷹匠の上絵染付で、赤のベタ塗に苦労しました。
見込みにも網手模様をびっしりと描き詰め、外と中のコントラストを観て欲しい。

福禄寿文角香炉: サイズ：幅8×高さ11.5×奥行8cm
価格：495,000円

七福神の一人、福禄寿。長寿や福徳を表す。国の繁栄を表す唐子とともに描きました。
つまみの鴨が可愛いです。

こちらもオススメ

Finding Autumn～とびきりの秋、みいつけた。～
■10月31日（木）まで

［10月2日（水）～8日（火）］川又聡展
■10月2日（水）～8日（火）

［10月16日（水）～22日（火）］増田敏也個展「希少性マスプロダクション」
■10月16日（水）～22日（火）

［10月23日（水）～29日（火）］―流れゆく景色― 藤城正晴日本画展
■10月23日（水）～29日（火）

一覧にもどる

［10月9日（水）～15日（火）］九谷焼赤絵細描 福島武山作陶展

こちらもオススメ

［10月9日（水）～15日（火）］九谷焼赤絵細描福島武山作陶展