西武池袋本店

［板谷 波山 Profile］
1872年3月3日、茨城県下館市に生まれる。
1889年　東京美術学校（現、東京藝術大学）彫刻科入学。岡倉天心、高村光雲らと学ぶ。
1923年　昭和天皇の成婚を祝し、久邇宮家よりの献上品、および全国文武官より献上品「彩磁松竹梅花瓶」を制作。
1930年　パリで開催の日本美術展覧会の功績により仏国・アカデミー勲章受章。
1937年　五代清水六兵衛、富本憲吉とともに帝国芸術院会員。
1953年　陶芸家として初の文化勲章受章。
1960年　重要無形文化財保持者に推挙されるが辞退。
1963年　財団法人波山記念会設立。死去。

［富本 憲吉 Profile］
1886年　六月五日、奈良県生駒郡安堵町（安堵村）の旧家に生まれる。
1935年　帝国美術院会員となる。
1937年　帝国芸術院会員となる。
1955年　重要無形文化財保持者「色絵磁器」に認定される。日本工芸会会員となる。
1961年　文化勲章受章。
1963年　死去。

［河井 寛次郎 Profile］
1890年　島根県安来市に生まれる。
1920年　清水六兵衛の持ち窯を譲り受け、住居を兼ねた窯と工房を設ける。この窯を鐘溪窯となづける。
1921年　第一回創作陶磁器展開催。
1925年　柳、濱田とともに、民衆の手による工芸品を民衆的工芸と捉え、略して「民藝」という言葉をつくる。
1930年　作陶十年を記念した回顧展開催。
1932年　ロンドンで個展を開く。
1937年　パリ万国博覧会に出品された「鉄辰砂草花図壷」がグランプリを受賞する。
1951年　このころから木彫を始める。
1957年　「白磁草花絵扁壷」がミラノ・トリエンナーレ展でグランプリを受賞する。
1966年　死去。

［北大路 魯山人 Profile］
1883年　京都市北区上賀茂北大路町に生まれる。
1895年　京都で第四回内国勧業博覧会開かれる。博覧会会場で「竹内栖鳳の日本画」を見て感激する。
1915年　染付赤絵の絵付を初めて試みる。
1922年　北大路家の家督相続を届け出、受理され北大路魯山人を名乗る。美食倶楽部の評判が東京の食通の間で高まる。
1924年　京都市の初代宮永東山窯にて青磁の制作にあたる。東山窯で工場長を勤める。荒川豊蔵と知り合う。
1939年　萌葱金襴手の作品を制作する。
1950年　パリのチェルヌスキー美術館において「現代日本陶芸展」開催、好評。
1955年　織部焼の技術によって国の重要無形文化財保持者の認定をしたいとの申し出を断る。
1959年　死去。