そごう美術館の概要
財団法人そごう美術館は、横浜の新しい都市づくりを目指す「みなとみらい21計画」の先駆的役割を担って、1985年9月に開店したそごう横浜店の6階にあります。生活と文化、情報の発信基地となるべく、そごう横浜店の店内には種々の文化施設を備えました。そのなかでとりわけ、横浜・神奈川での文化施設の現状を考慮し、より地域文化に貢献すると同時に、広く世界の文化にも目を向けたいという考えから、百貨店内ではかつてない規模の本格的な美術館の開設を決定し、1985年9月20日、百貨店における博物館としては日本で初めて博物館法に基づく登録を行い(登録番号:神奈川第22号)、開館しました。鈴木信太郎などの油彩・水彩約200点を収蔵品の中心とし、展覧会では洋画・日本画・工芸・彫刻・版画・書・写真など国内外の幅広いジャンルの芸術品を展示。企画内容としては、専門家レベルからも高い評価を得るような企画を実施しています。さらに美術講演会等を通じて、地域にとって身近な文化拠点の一つとして積極的な文化の啓発活動に努めています。 |