しっかり者の心優しいバムとおちゃめなケロとの絶妙なコンビが繰り広げる楽しい絵本「バムとケロ」は、カナダ在住の島田ゆかさんが生み出す人気絵本シリーズです。明るく洗練された色づかいでサブキャラクターや雑貨まで丁寧に描かれ、何度絵本を開いても飽きることはありません。
フィンランドの絵本作家ユリア・ヴォリさんの「ぶた」シリーズは、都会で暮らす「ぶた」が主人公。濃淡が美しい色づかい、チャーミングなキャラクター、シュールなストーリーでイタリア・ボローニャの絵本賞を受賞。絵本ファンの間でも話題となり、おしゃれな北欧の絵本として注目を集めています。
二人の出会いは、今から20年ほど前に東京で開催されたボローニャ国際絵本原画展で、島田さんがユリアさんの絵を見たことから始まります。その後お互いの作品にひかれあいながら親交を深め、今回の展覧会が実現しました。
本展では、絵本原画、スケッチ、映像から貴重な共作まで約150点を展示し、二人の絵本作家がつくるキュートな世界をご紹介いたします。
東京デザイン専門学校グラフィックデザイン科卒業。パッケージデザインなどを経てフリーとなり、現在はカナダで制作している。絵本に『バムとケロのにちようび』(1994)をはじめとする「バムケロ」シリーズ(文溪堂)、『かぞえておぼえるかずのえほん』(1996年、すずき出版)、『かばんうりのガラゴ』(1996年)の「ガラゴ」シリーズ(文溪堂)、『ぶーちゃんとおにいちゃん』(2004年、白泉社)がある。
ヘルシンキ美術工芸大学でグラフィックデザインと写真を学ぶ。2001年に日本に紹介された絵本『ぶた』(文溪堂)は、「ぶた」の日常を描いた作品で「ヨガ」や「セラピー」など、絵本としては斬新なテーマを取り入れつつ等身大で愛らしいキャラクターが、若い女性を中心に支持を集めている。ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞(2001年)、IBBY(国際児童図書評議会)オナーリスト優秀作品賞(1996年)、ルドルフ・コイヴ賞(1999年)など受賞多数。
開館時間 | 午前10時~午後8時 ※入館は閉館の30分前まで |
主 催 | そごう美術館、読売新聞社 |
入館料 | 大人900(700)円、大学・高校生700(500)円、 ※消費税含む。 ※()内は前売および20名さま以上の団体料金。 ※前売券はそごう美術館、またはセブンイレブン、ローソンチケット、e+(イープラス)にてお取り扱いしております。 ※そごう美術館での前売券販売は4月22日(日)午後4時30分までとなります。 ※障害者手帳をお持ちの方、およびご同伴者1名さまは()内料金にてご入館いただけます。 |
後 援 | フィンランド大使館、神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会 |
特別協力 | 文溪堂 | ||
協 力 | 白泉社、ブロンズ新社 | ||
企画制作 | 渋谷出版企画 | ||
協 賛 | (株)そごう・西武 |