阿弥陀如来 香象院蔵(神奈川県) |
弘法大師 竜松庵蔵(柏崎市立博物館寄託)(新潟県) |
子安観音菩薩 徳蔵寺蔵(愛知県) |
||||
十二神将 西光寺蔵(新潟県) |
大黒天(新潟県) | 十王尊(閣魔大王) 東光寺蔵(兵庫県) |
図入六字名号(新潟県) |
江戸時代後期、日本全国を行脚して、各地でさまざまな仏を彫り続けた木喰上人。享保3(1718)年、甲斐国(現在の山梨県)の山村に生まれた木喰は、22歳で出家し、56歳のとき諸国巡礼の旅に出て、その後60歳を過ぎてから仏像作りを始めます。木喰が訪ねた地域は、北海道から九州、四国、佐渡島に及び、生涯に1000体を超える像を遺したといわれています。木喰による仏は、従来の仏教彫刻の様式にとらわれない独創的な作風で、それらのなかには口元にかすかな笑みを浮かべたものが多いことから、「微笑仏(みしょうぶつ)」と呼ばれて、広く庶民の信仰を受けてきました。 2008年は木喰生誕290年にあたり、本展は仏像約130点、資料約30点を展覧する10年ぶりの大回顧展となります。全国各地の神社仏閣や個人宅に秘蔵されてきた木喰仏を一堂にご覧いただき、その魅力に触れるまたとない機会といえるでしょう。 |
|
|
|
|||||||||||
《お問い合わせ》 そごう美術館 郵便番号220-8510 横浜市西区高島2-18-1 電話045(465)5515〈美術館直通〉 |