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文化功労者顕彰記念 奥谷博展 -描くことは生きること-
現代の洋画壇を代表する画家の一人である奥谷博(1934-)。高知県宿毛市に生まれた奥谷は東京藝術大学で林武に師事し、抽象画全盛であった風潮に反し、一貫して具象画を描きつづけてきました。フレスコ画の技法で模写した経験を通じ、初期の厚塗りから薄塗りの技法へと転換して以来、鮮明な色遣いによる作品は多くの人を魅了してやみません。
2度の滞欧生活の中で日本人としていかに油彩画に取り組むべきかとの考えを深め、独立美術協会展や個展などでその成果を披露しています。2007年春にはパリ・ユネスコ本部で日本人洋画家として個展を初めて開催し、世界各地に点在する世界遺産を題材とした作品群は、大きな反響を呼びました。昭和会賞や芸術選奨、日本芸術院賞など数々の受賞歴を誇り、さらにはこのたび文化功労者として顕彰され、洋画界の重鎮としてその創作活動は注目を集めています。
本展では、芸大受験時に持参した《二十歳の自画像》に始まり、最新作にいたる油彩画約60点と素描作品をあわせて展示し、およそ半世紀におよぶ画業を展望します。「描くことは生きること」を信条とし、ただひたすらに描いてきた画家の足跡をたどることができる、またとない機会となることでしょう。
  主な出品作品  
展覧会名 文化功労者顕彰記念 奥谷博展 -描くことは生きること-
会 期 2008年1月31日(木)~2月25日(月) 会期中無休
開館時間 午前10時~午後8時  入館は閉館の30分前まで 
入館料 大人900(700)円
大学・高校生700(500)円
中学生以下無料

*消費税含む  *(   )内は前売および20名さま以上の団体料金
*そごうミレニアムカードをお持ちの方は、優待料金にてご入館いただけます。
*障害者手帳をお持ちの方およびご同伴者1名さまは、優待料金(前売料金)にてご入館いただけます。
会 場 そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店6階)
主 催

財団法人そごう美術館、東京新聞

後 援

神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会

協 力

財団法人日動美術財団

奥谷博
奥谷博 ギャラリートーク&サイン会
●2月2日(土)、11日(月・祝)午後2時から●会場:そごう美術館(サイン会はイベント当日、美術館売店で展覧会図録をお買い求めのお客さまにご参加いただけます)
当館学芸員によるギャラリートーク
●2月9日(土)、16日(土)、23日(土)午後2時から
お問い合わせ
そごう美術館
〒220-8510 横浜市西区高島2-18-1
電話(045)465-5515〈美術館直通〉
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2008年1月31日(木)~2月25日(月)会期中無休