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鮮やかな色遣いで、風景をはじめ、人形やアジサイ、桃といった親しみやすいモチーフを描いた洋画家、鈴木信太郎(すずき しんたろう 1895-1989)は、戦前から二科会を舞台に活躍しました。1955(昭和30)年、仲間とともに二科会から独立して一陽会を設立、生涯旺盛な創作意欲は衰えず、93歳で亡くなりました。油彩や水彩画のほかに、数百を数える本の装幀やお菓子のパッケージなどの商業デザインも手がけ、没後15年以上経つ今でも、さまざまな場面でその仕事を見かけることができます。
そごう美術館では、鈴木信太郎の戦前の代表作をはじめとする100点以上の作品を収蔵しており、本展は亡くなった翌1990年に開催された遺作展以来の大規模な回顧展となります。当館収蔵品のほか、初公開となる作品を含めて、初期から絶作までの油彩画およそ100点で、70年近い創作活動を振り返ります。また装幀や挿絵の仕事などの参考資料を初公開し、鈴木信太郎の全貌をご紹介します。 |
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展覧会名 |
親密な空間、色彩の旅人 鈴木信太郎 |
会 期 |
2006年10月21日(土)~11月26日(日)会期中無休 |
開館時間 |
午前10時~午後8時
入館は閉館の30分前まで
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入館料 |
大人900(700)円
大学・高校生700(500)円
中学生以下無料
*消費税含む *( )内は前売および20名さま以上の団体料金
*障害者手帳をお持ちの方およびご同伴者1名さまは、ご優待料金(前売料金)にてご入館いただけます。 |
会 場 |
そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店6階) |
主 催 |
(財)そごう美術館、NHK横浜放送局 |
後 援 |
神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会 |
協 力 |
財団法人日動美術財団、大村コレクション、社団法人北里研究所、
財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団、県立神奈川近代文学館 |
助成 |
野村国際文化財団 |
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《白い服と黒い服の人形》 1978(昭和53)年 (財)そごう美術館蔵 |
お問い合わせ |
そごう美術館
〒220-8510 横浜市西区高島2-18-1
電話(045)465-5515〈美術館直通〉 |
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