|
今からおよそ150年前の江戸時代末期、日本は大きな変換期を迎えました。開国により、さまざまな西洋文化が日本へもたらされ、そのうちの一つが油絵具を用いた絵画、洋画でした。多くの人々がこれまでなかった洋画の表現方法を習得しようと試み、京都で浅井忠に学んだものの中から、日本の美術界の一時代を担った二人の画家、梅原龍三郎と安井曽太郎が誕生したのです。
日本を代表する美術館の一つである京都国立近代美術館は1963(昭和38)年に開館し、750点を超える洋画ならびに水彩画コレクションには京都を舞台に活躍した画家たちの作品が多く含まれています。本展では、普段はまとまって公開されることのない51作家約70点の名画により、明治以来、現代にいたる日本洋画の多様な表現をご紹介します。
主な出品作家
浅井忠 藤島武二 都鳥英喜 鹿子木孟郎 熊谷守一 津田青楓 太田喜二郎
金山平三 沢部清五郎 小出楢重
黒田重太郎 安井曽太郎 鍋井克之 小林和作
梅原龍三郎 田中善之助 国吉康雄 岸田劉生 須田国太郎 川口軌外 中川紀元 石垣栄太郎 有馬さとえ 曽宮一念 里見勝蔵 前田寛治 小山敬三 岡 鹿之助
牛島憲之 北脇 昇 向井潤吉 伊谷賢蔵 岡田謙三 猪熊弦一郎 小磯良平
斎藤義重 難波田龍起 長谷川三郎 松村綾子 靉 光 山口 薫 今井憲一 野田英夫 森 芳雄 香月泰男 松本竣介 金山康喜 斎藤真成 今井俊満
田中敦子 荒川修作 |
|
|
展覧会名 |
京都国立近代美術館所蔵 洋画の名画 |
会 期 |
2006年7月28日(金)~8月27日(日) 会期中無休 |
開館時間 |
午前10時~午後8時
入館は閉館の30分前まで |
入館料 |
大人800円(600円)
大学・高校生600円(400円)
中学生以下無料
*消費税含む *( )内は前売および20名さま以上の団体料金
*障害者手帳をお持ちの方およびご同伴者1名さまは、ご優待料金(前売料金)にてご入館いただけます |
会 場 |
そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店6階) |
主 催 |
財団法人そごう美術館、京都国立近代美術館、神奈川新聞社 |
後援 |
神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会 |
|
|
|
|
|
安井曽太郎《婦人画》1930年 |
|
|
|
●毎週土曜日 午後2時から |
|
●毎週火曜日 午後2時から
(対象:小学生) |
お問い合わせ |
そごう美術館
〒220-8510 横浜市西区高島2-18-1
電話(045)465-5515〈美術館直通〉 |
|
|