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横山大観《陶靖節》1919年  神奈川県内には、1951年に開館した日本で最初の公立近代美術館である神奈川県立近代美術館をはじめ横浜美術館、平塚市美術館などの公立美術館、さらに棟方板画美術館、鎌倉市鏑木清方記念美術館といった作家の個人美術館など合わせて約100の美術館、博物館があります。これらの美術館には、絵画を中心とした日本有数の近現代の作品が所蔵されており、これらは神奈川県が誇る名品といえるでしょう。
 本展は、横浜・関内の「横浜メディア・ビジネスセンター」のオープンを記念して開催するもので、通常各美術館、博物館で展示、所蔵されている名画を一堂に集め、展覧する初めての試みです。高橋由一、横山大観、黒田清輝、安田靫彦、小林古径、岸田劉生、萬鉄五郎、棟方志功、岡本太郎など、約60作家の作品100余点を展覧して、各作家たちと神奈川とのかかわりを紹介し、豊かな神奈川の芸術・文化風土をふり返りつつ、日本洋画の発祥をはじめとした近代蓬日本美術の流れをたどります。
中村岳陵《白狗》1929年
黒田清輝《逗子五景》(部分)1898年頃
横山大観《陶靖節》1919年
横須賀市美術館開設準備室蔵
中村岳陵《白狗》1929年
横須賀市美術館開設準備室蔵
黒田清輝《逗子五景》(部分)1898年頃
神奈川県立近代美術館蔵
山口蓬春《南嶋薄暮》1940年 萬鉄五郎《日傘の裸婦》1913年 椿貞雄《菊子座像》1922年 荒井寛方《竹林の聴法》1911年
山口蓬春《南嶋薄暮》1940年
山口蓬春記念館蔵
  萬鉄五郎《日傘の裸婦》
1913年
神奈川県立近代美術館蔵
  椿貞雄《菊子座像》
1922年
平塚市美術館蔵
  荒井寛方《竹林の聴法》1911年
三溪園蔵
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