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中原
期 間 2003年2月21日(金)~3月9日(日) 会期中無休
場 所 そごう美術館(そごう横浜店6階)
開館時間 午前10:00~午後8:00
*最終日は午後5時閉館
*入館は閉館の30分前まで。
◆入館料◆
大人900円(700円)、大・高生700円(500円)、中・小生500円(300円)
* ( )は午後6時以降の入館料
* 消費税含む
* 毎週土曜日は高校生以下無料
sakuhin
『それいゆ』表紙原画 1958年 河口湖中原淳一美術館蔵
 
【主 催】
そごう美術館、朝日新聞社、神奈川新聞社
【後 援】
神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
【特別協力】
河口湖中原淳一美術館
毎週土曜日/午後2時から
■中原淳一 略年譜
1913(大正2)年 0歳
2月16日、香川県に生まれる。 
 
1928(昭和3)年 15歳 
日本美術学校に入学。 
 
1932(昭和7)年 19歳 
フランス人形展を開催。「少女の友」の挿し絵、表紙絵、付録などで活動を始める。 
 
1939(昭和14)年 26歳 
東京・麹町に中原淳一グッズのショップ「ヒマワリ」を開店。 
 
1940(昭和15)年 27歳 
宝塚のトップスター葦原邦子と結婚。 
日本初のスタイルブック「きものノ絵本」発行。 
 
1946(昭和21)年 33歳 
「ヒマワリ社」(のち「ひまわり社」)を設立し、婦人雑誌「ソレイユ」(のち「それいゆ」)を創刊する。 
 
1947(昭和22)年 34歳 
月刊少女雑誌「ひまわり」創刊。 
 
1950(昭和25年) 35歳 
自らが脚本、演出、装置、衣装、美術を担当した、ミュージカル「ファニー」上演。 
 
1954(昭和29)年 41歳 
「ジュニアそれいゆ」創刊。 
 
1959(昭和34)年 46歳 
脳溢血で倒れ、その後約20年間の療養生活を送る。
 
1983(昭和58)年 70歳 
永眠。

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■多彩な才能を発揮したアーティスト、中原淳一
戦前から戦後にかけて、10代、20代の女性の間で一世を風靡した中原淳一。
中原淳一は、「少女の友」や自ら創刊した「それいゆ」「ひまわり」のなかで、ファッション、インテリアさらには女性の暮らしや生き方といったライフスタイルにまで、美しさにこだわったさまざまな提案をし、当時の女性たちの圧倒的な支持を得ました。
2003年は中原淳一の没後20年にあたり、本展は、今までにない規模の大回顧展となります。雑誌に発表された表紙絵や挿し絵の原画、スタイル画をはじめ、彼のデビューのきっかけとなった人形やオリジナルデザインのウェディングドレス、「新婚家庭」を題材に中原が考案した部屋の再現など、初公開、未発表の作品を含む約500点をしています。
 
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■雑誌「それいゆ」
昭和21年に中原淳一が創刊した「それいゆ」。“女性のくらしを新しく美しくする「それいゆ」”をキャッチコピーにしたこの雑誌では、ファッションやヘアメイク、女性と結婚、仕事と女性、人気女優や歌手が中原氏デザインの服を着て登場するなどの特集が組まれていました。