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敦煌
 
敦煌

期 間 2002年2月16日(土)~3月12日(火)
場 所 そごう美術館(そごう横浜店6階)
開館時間 午前10:00~午後8:00
*最終日は午後5時閉館。
*入館は閉館の30分前まで。
◆休館日◆
2月27日(水)
◆入館料◆
大人1,000(800)円/大・高生800(600)円/中・小生600(400)円
* ( )は午後6時以降の入館料
* 3月9日(第2、4土曜日)は、小・中・高生無料開放日
sakuhin
山下
【主 催】
敦煌研究院、日本経済新聞社、
(財)そごう美術館
【後 援】
外務省、中華人民共和国国家文物局、
NHK横浜放送局、神奈川県教育委員会、
横浜市教育委員会
【協 力】
中国西北航空公司
2002

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敦煌
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紀元前130年頃、張騫(ちょうけん)が中国皇帝の使節として西方に送られたことによって、中国は初めて西域の存在を知り、それと同時に西域諸国も東方に漢という大国があることを知りました。これ以後、漢と西域諸国の間で物品の交流が始まり、中国から西域への入り口に位置するオアシス都市、敦煌は、西域世界の文化を真っ先に受け入れる文化交流の拠点として栄えました。この時、中国から西域へと運ばれていたのが絹織物で、その絹織物が西域を経由してローマまで届けられたことから、地理学者リヒトホーフェンは、この東西にのびる交通路をシルクロードと呼んだのです。
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シルクロードの出発点は、かつて長安と呼ばれた街、西安。そこから絶景の
ロケーションを持つ蘭州、重要建築物が立ち並ぶ武威をこえたところに、
砂漠の中のオアシス、敦煌があります。

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涅槃像[莫高窟第158窟]の復元
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観音菩薩立像(晩唐~五代)
敦煌
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敦煌の南東に位置する莫高窟は、大同雲岡、洛陽の龍門と並ぶ三大石窟で、極彩色の壁画を持ち、世界でもっとも美しい石窟といわれています。この莫高窟は366年、旅の途中に敦煌に立ち寄った僧が禅窟として掘ったことに始まるといわれます。莫高窟は、1000年もの間、堀り続けられ、唐の時代には、1000を越える窟が、二段、三段と重なり合うように掘られ、鮮やかで華麗な彩色をほどこした仏像や壁画が残されたのです。
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蓮華飛天藻井(模写)
[莫高窟第329窟](唐)