【主 催】 そごう美術館 |
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今田美奈子(いまだ みなこ)
ベルギーやフランスのホテル学校、各国の国立製菓学校で学び、ドイツ・ボルフェンビュッテル国立製菓学校より金賞、フランス・サンバキュス美食協会より美食大使の称号ほか多数受賞。2002年摩周湖親善大使に就任。
「美しくなるフルーツ菓子」(講談社刊)、「365日のバースデーケーキと星占い」(東急エージェンシー刊)、「入門・シュガーデコレーション」(柴田書店刊)、「天使に出会った不思議な話」(テア刊)ほか著書多数。
東京、田園調布と神戸、長崎ハウステンボスに「今田美奈子食卓芸術サロン(今田美奈子お菓子教室)」を開き、お菓子の授業、サヴォアール・ヴィーヴル(テーブルセッティングと食卓芸術の授業)を月1回行い、テーブルデコレーター資格やライセンスの発行を行っている。フランスのロゼール城を所有し、年1~2回、お城で学ぶサヴォアール・ヴィーヴルの旅行を主催。(ロゼール城は一般の方の滞在も受け入れている。)日仏生活芸術協会(フランス政府公認)の会長を務める。
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●今田美奈子 |
【協 賛】
| ヴーヴ・クリコ ジャパン株式会社 |
【協 力】
| アウガルテン ジャパン株式会社、バカラ パシフィック株式会社、クリストフル ジャパン株式会社、
株式会社イクス(ヘキスト磁器日本総代理店)、レイノー(ヴィヴ ラ ヴィ) |
【後 援】
| 日仏生活芸術協会 |
【企画・制作】
| 今田美奈子食卓芸術サロン |
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南川三治郎(みなみかわ さんじろう)
1945年三重県生まれ。東京写真大学卒業後、大宅壮一東京マスコミ塾・第一期出塾。パリを拠点にヨーロッパの“人と文化”に焦点を当て取材活動をするフォトグラフィック・ライター。
代表作に「アトリエの巨匠・100人」(新潮社)、「推理作家の発想工房」(文藝春秋)、「イコンの道」「銅鐸の謎」「ヨーロッパの貴族と令嬢たち」「皇妃エリザベート」「エカテリーナ」「図説・世紀末ウイーン散歩」「図説・クリムトとウイーン美術散歩」(河出書房新社)、「ヴェルサイユ宮殿」(黙出版)、最新刊に「ヘルマン・ヘッセへの旅」(世界文化社)がある。ニューヨーク、ウイーンなど海外や日本での写真展多数。
1980年日本写真協会新人賞受賞、1986年日本写真協会年度賞、1993年オーストリア政府観光局より名誉勲章ゴールド受賞、1996年コンフレリー・シュヴァリエ・ドゥ・タストヴァン就任。
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●南川三治郎 / ヴェルサイユ・プロジェクト実行委員会 |
【助 成】
| 財団法人岡田文化財団 |
【協 賛】
| スウォッチ グループ ジャパン株式会社、株式会社ニコン、ヴーヴ・クリコ ジャパン株式会社 |
【協 力】
| 富士写真フイルム株式会社 |
【アート ディレクション】
| 長友啓典+K2 |
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■ヨーロッパ文化、芸術の象徴 ヴェルサイユ宮殿
フランス・ルイ14世が、17世紀後半から18世紀初頭までの約50年の歳月をかけ、パリ郊外に建設したフランス史上最大の建築、ヴェルサイユ宮殿。ブルボン王朝の全勢力をそそぎ、贅の限りを尽くして築かれたこの宮殿は、ロココ様式の宮廷文化の頂点だとも言われ、建築、絵画、彫刻、装飾美術、庭園、演劇、バレエ、音楽、料理、食卓の文化、文学など、現代の文化、芸術に大きな影響を与えたヨーロッパ文化の象徴と言っても過言ではありません。
この宮殿の完成は、ヨーロッパはもちろん、遠く離れた日本にも影響を与えました。18世紀初頭には、ウィーン郊外のシェーンブルン宮殿やペテルブルグ郊外のペテンゴーフ宮殿(現ペトロドボレツ宮殿)など各地にヴェルサイユを真似た宮殿が建築されました。日本の赤坂離宮(現迎賓館)のモデルになったのも、このヴェルサイユ宮殿だと言われています。
宮殿では、毎日のように豪華な舞踏会が催され、その栄華は、フランス革命により、ルイ16世とマリー・アントワネットが断頭台にかけられるまで続きました。
その後、ルイ・フィリップが宮殿を美術館にすることを提案したことにより、取り壊されることはなく今に至っています。1979年には、ユネスコの世界文化遺産に指定され、現代では、年間400万人以上の人々が訪れる観光名所となっています。
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