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空海
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毎週火曜日
午後2:00~

会場内の混雑時には、
中止させていただく
場合がございます。
期 間 2001年9月29日(土)~11月4日(日)
場 所 そごう美術館(そごう横浜店6階)
開館時間 午前10:00~午後8:00
* 10月15日(月)及び最終日は、午後5:00閉館
* 入館は閉館の30分前までです。
休館日:会期中無休
◆入館料◆
大人1,200(1,000)円/大・高生900(700)円
* 中学生以下は無料
* ( )は20名以上の団体および午後6時以降の入館料
* 当日券はチケットぴあ、ローソン・チケット、
 JR東日本みどりの窓口・びゅうプラザ、そごう美術館、JTB各支店にて
 お求めいただけます。
* 10月13日と27日(第2・第4土曜日)は、高校生無料開放日
sakuhin
 
主 催:「弘法大師空海と高野山の秘宝展」実行委員会、
そごう美術館、NHKプロモーション、
高野山真言宗神奈川宗務支所
共 催:高野山真言宗総本山金剛峯寺、
(財)高野山文化財保存会、高野山霊宝館、
高野山真言宗東日本支所会、
高野山真言宗第二地域伝道団、
(株)十合、神奈川新聞社
後 援:文化庁、神奈川県教育委員会、
横浜市教育委員会、NHK横浜放送局
協 賛:株式会社ジェイティービー、日本エアシステム

kukai
空海
讃岐の国(今の香川県)に生まれた空海の幼名は真魚<まお>。
“空海”と名乗るようになったのは、19歳頃のこと。
大学生だった空海は、ある沙門から「虚空蔵求聞持法」を教わり、自らも沙門となって山岳修行の旅に出ました。
この修行は、大自然の中でひたすら百万回の真言を唱えるというもので、命を落とすこともあるという荒行です。
今の高知県室戸岬にある海を望む洞窟で、空海がこの「虚空蔵求聞持法」の修行をしていた時のこと。
かなたに輝いた明けの明星が、恐ろしいほどのスピードで、無心に真言を唱えて、大きく開いた空海の口の中に飛び込んできました。空海の意識は、宇宙の生命と一体化し、大宇宙が身体いっぱいに広がり、今まで感じたことのないような、充実感に満ちた美しい朝を迎えたといいます。
空海はそれによって、悟りをひらき、その間、空海が目にしていたものが、“空”と“海”だけであったことから、後に“空海”と名乗るようになったといわれています。
空海
宇宙の生命と自身の生命との一体感をもとめる、今までの仏教教典にはない深秘な世界を説く密教を学ぶという目的を持ち、遣唐留学生として唐に入った空海は、般若三蔵などのインド僧にサンスクリット語やインド哲学を学びました。
空海は、サンスクリット語を理解した最初の日本人ではないかといわれています。
密教を学ぶ準備を終えた空海は同じく唐で、当時、大日経系と金剛頂経系、2つの密教を継承した唯一の師、真言密教第七祖、恵果のもとに弟子入りし、胎蔵界の灌頂、金剛界の灌頂、伝法阿闍梨位の灌頂を受けて、その素質を認められ、第八祖の位をあたえられました。
空海は中国語はもちろんのこと、サンスクリット語も理解していた語学にたんのうな文化人で、1200年前の日本でもっとも国際的な人物だったと考えられています。
作品
両界曼陀羅図(金剛界)
作品
両界曼陀羅図(胎蔵界)
年