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将来を期待されながらも、38歳の若さで亡くなった画家有元利夫(1946-1985)。没後20年以上経った今もなお、私たちの記憶から消え去ることはありません。
1973年、有元は東京芸術大学デザイン科を卒業し、その卒業制作である連作《私にとってのピエロ・デラ・フランチェスカ》は高く評価され、大学買い上げとなりました。その後、一時会社勤めをしますがじきに創作活動に専念し、1978年、《花降る日》が新人洋画家の登竜門とされた安井賞の特別賞を受けるという鮮烈なデビューを飾り、そしてその3年後に《室内楽》によって安井賞を受賞します。活動期間はわずか10年にも足りませんでしたが、日本の仏画、そして中世のフレスコ画やバロック音楽など和洋を問わずさまざまなものから霊感を受けて、画家独特の手触りをもつ作品を生み出したのです。本展では、油彩作品のほか、素描、版画、立体などをあわせた約130点で、自らを「つくりたがり屋」と称した有元の世界を展覧いたします。時を超えて、特異の存在でありつづける有元利夫の静謐な空間に包まれることでしょう。
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展覧会名 |
光と色・想い出を運ぶ人 有元利夫展 |
会 期 |
2007年1月2日(火)~1月25日(木)会期中無休 |
開館時間 |
午前10時~午後8時
入館は閉館の30分前まで
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入館料 |
大人900(700)円
大学・高校生700(500)円
中学生以下無料
*消費税含む *( )内は前売および20名さま以上の団体料金
*前売り券はローソン各店舗(Lコード35817)でお求めいただけます。
*障害者手帳をお持ちの方およびご同伴者1名さまは、ご優待料金(前売料金)にてご入館いただけます。 |
会 場 |
そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店6階) |
主 催 |
(財)そごう美術館
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後 援 |
神奈川県教育委員会(予定)、横浜市教育委員会 |
協 力 |
三番町小川美術館 |
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《花降る日》1977年
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お問い合わせ |
そごう美術館
郵便番号220-8510 横浜市西区高島2-18-1
電話045(465)-5515〈美術館直通〉 |
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